VOL.1 寺田 光輝(石川ミリオンスターズ) 投手#14 - BCリーグ  

VOL.1 寺田 光輝(石川ミリオンスターズ) 投手#14

1_teradta_mv

入団1年目から40試合に登板し、3勝1敗19セーブ、防御率1.11。
石川を前後期優勝に導いた「絶対ストッパー」は、二つの国立大を渡り歩いた異色の経歴を持つ。

三重の県立高校を卒業後、一度は地元の国立大に進学する。野球部に所属したが、練習内容に物足りなさを感じた。
ここで寺田は最初の決断をする。

「自分の資質で、将来オカネが稼げる職業は医師かプロ野球選手だろう」

あくまで冷静に自己分析し、地元の医学部と筑波大を受験し直した。結果、医学部は失敗し筑波大は合格。

「医学部は勉強すればいつでも行ける。が、プロ野球は今しか挑戦できない」

ここでも常人には思いもつかない「究極の選択」をし、野球部へ。
大学では主にリリーフで活躍した。
卒業後にルートインBCリーグに飛び込んだのは、

「独立だったら1年でNPBに行けるから」

最短距離を選んだ結果なのだ。

|マウンドに一礼

合理主義のカタマリのような思考回路だが、野球に対する姿勢はあくまで真摯。
昨年行われたリーグのトライアウトでは、マウンドに上がる際にきっちり一礼する姿が目を引いた。

練習ではキャッチボールを大事にしているという。「コントロールの精度を上げるにはまずキャッチボール」という考えからだ。
ストレート・スライダー・カットボール・ツーシームをコーナーに投げ分ける技術は、地道なキャッチボールを繰り返してきた成果だ。

|意志の強さが、ここまでの投手を作った

石川の指揮を執る渡辺正人監督は、寺田を評して三つの強みを上げる。

「まず鉄壁の意志の強さ。それからいつでもストライクを取れるコントロールの良さ。さらには打者ごと、投球ごとにリリースポイントを変えることができるクレバーさ」

変則サイドでリリースポイントが見えづらいこと、初速と終速のスピード差がないことも大きな武器だ。

ここまで上のステージ(NPB)で活躍するために、自ら確固たる意志で「寺田光輝」という投手を作ってきた。進化を繰り返しながら、さらなる高みを目指す。

1_terada_sub


 ■プロフィール

寺田 光輝(てらだ こうき) 投手 右投・右打
生年月日:1992年1月5日 24歳(2016年10月20日NPBドラフト会議日年齢)
出身地:三重県
野球歴:伊勢高校‐筑波大‐石川ミリオンスターズ(2016〜)

■ルートインBCリーグ成績

チーム 背番号 防御率 試合 S 投球回数 打者 球数 被安打 被本打 奪三振 与四球 与死球 失点 自責
2016 石川 14 1.11 40 3 1 19 40 2/3 163 623 32 0 38 9 2 6 5

 

■球団サイト
http://www.bc-l.jp/playerstats/2016-allpitcher(BCリーグ投手戦績ページ)

■リーグ戦績
http://www.bc-l.jp/player/2016ishikawa_p_145(球団プロフィール)

 

draft_btn