VOL.11 大村 孟(石川ミリオンスターズ) 捕手 #22 - BCリーグ  

VOL.11 大村 孟(石川ミリオンスターズ) 捕手 #22

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福岡の東筑高校から国立福岡教育大学へ進学。1年生から公式戦を経験し、4年の春は打率.385をマーク。福岡六大学リーグでチームからただ一人、ベストナインに選出された。
そのころからNPBのスカウトが視察に訪れるようになり、地元の新聞にも「指名有力」と報じられる。

しかし、2013年10月のドラフトで、可能性を告げられていた球団からの指名はなかった。
NPBに行けなければ教員になるつもりだったが、「チャンスはまだあるはず」と考えた。

「2年後の指名をめざして、社会人野球を選択しました」

 

|福岡から石川へ

大学卒業後は地元の社会人チーム・九州三菱自動車に入社。すぐに正捕手の座に座る。
販売店の営業マンもこなしながらチャンスを待った。
都市対抗、日本選手権の地区予選にも出場したが、いずれも九州地区予選で敗退。東京ドーム、京セラドームへは届かなかった。

大卒社会人がNPBのドラフト対象になるのは2シーズン後だ。しかし、2015年秋のドラフトではまたも指名漏れ。

—このままではNPBには行けない。野球に集中できる環境で勝負したい。

決断して選んだ道が、独立リーグだった。
同年11月、トライアウトを経て石川に入団。
もう一人の捕手・納谷亮太がコーチ兼任だったこともあり、初年度から67試合に出場。シーズンを通して石川の本塁を守りきった。

 

|2塁送球1.8秒

一番の武器は肩の強さ。2塁送球1.8秒は、上(NPB)でも十分に通用する数字だ。
さらに思い切りのいい打撃を買われ、石川のクリーンナップの一角を任された。

渡辺正人監督は、肩と打撃だけではなく、捕手としての学習能力の高さをポイントとして挙げる。

「とにかく勉強熱心。すぐに飲みこんで消化する。打者の分析、インサイドワークも的確」

評価はやがてスカウト間にも広がり、

「石川にいいキャッチャーがいる」

複数のNPB球団からマークされる存在になった。

 

|退路を断って

自ら退路を断って独立リーグを選んだだけに、精神的にもタフ。
少々のケガでは弱音を吐かない気持ちの強さも持ち合わせている。

大学・社会人であと一歩だった夢を、この1年の間に引き寄せた。
ちなみにその素顔は、礼儀正しいが茶目っ気もある好青年だ。

 

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■プロフィール
大村 孟(おおむら はじめ)捕手 右投・左打
1991年12月21日生 24歳(10月20日NPBドラフト会議日年齢)
身長170cm 体重80kg 福岡県出身

【野球歴】
東筑高校‐福岡教育大学‐九州三菱自動車‐石川ミリオンスターズ(2016〜)

■ルートインBCリーグ成績

チーム 背番号 ポジション 打率 試合数 打数 得点 安打 二打 三打 本打 打点 三振 四球 死球 犠打 犠飛 盗塁 失策
2016 石川 22 捕手 .286 67 234 26 67 10 0 2 33 35 21 2 5 1 0 4

■リーグ戦績
http://www.bc-l.jp/playerstats/2016-allbatter(BCリーグ野手戦績ページ)

■球団サイト
http://www.bc-l.jp/player/2016ishikawa_p_22(リーグプロフィール)

 

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